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【技術書メモ9】入門者のLinux

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技術書めも9冊目φ(・

今回は「入門者のLinux」を読みました。

コマンドの意味もわからずコピペばかりだったなぁと反省しているので、今回はLinuxの本を読んでみました。
この本は入門書でわかりやすかったです。これをベースに次はもう少し難しい本を読んでいきたいです!

 

LInuxとは


コンピューターの基本ソフトの一種。
Linuxは世の中のほとんどのコンピューターに載っている。
Linuxを知れば多種多様なコンピューターを駆使する能力の基礎を獲得できる。

コマンドに引数やオプションをつける


コマンドに続けて色々な情報を添えて打ち込むことで、多様な動きをする。
Unixのコマンドでは、半角スペースが意味の区切りになる。
コマンド本体に続けて半角スペースを空けて添える情報のことを引数と呼ぶ。(パラメータとも呼ぶ)

ハイフンに何かの記号を続ける形で表現する指示を「オプション」と呼ぶ。
コマンドにオプションを与えることで、コマンドの機能を変えることができる。

パイプで出力と入力をつなげてしまおう!


$ echo 2+3 | bc

本来は「echo 2+3」というコマンドは「2+3」という文字列を画面に出す。
しかし、そのコマンドに続いて「| bc」とすると、「echo 2+3」の結果、すなわち「2+3」という文字列は画面に表示されず、その代わりに「bc」というコマンドに渡される。そして、「bc」コマンドはそれを受け取り、計算を行った結果を出力する。

このように、「|」という記号を挟んで複数のコマンドを連結すれば、「|」直前のコマンドが出す出力を、「|」の直後のコマンド入力にするということができる。
このような機能のことや、特にそれを実現する「|」のことを「パイプ」と呼ぶ。

管理者、またの名はroot


Unixでは管理業務に携わるユーザーを一人決めて、その人だけに全権を委任する。それが「管理者」である。
管理者はすべてのファイルやディレクトリへのアクセス権をもつ。
通常、管理者はrootというユーザー名を持つ。
管理者(root)以外のユーザーのことを一般ユーザーと呼ぶ。

システムの根幹に何らかの変更を加えるには、rootにお願いする必要がある。
そこで使うのが「sudo」コマンド
「root」の権限が必要なコマンドを「sudo」コマンド経由で実行させることができる。
sudo→switch user and doの略語

定番のテキストエディターvi


viは極め付きの頑固者、だけど慣れれば頼もしい味方。
Unixにはviよりも直感的に操作しやすいemacsというもう一つの老舗のテキストエディターがある。
しかし、なぜviを学ぶのかというと、viはどんなUnixにも入っているとてもよく枯れたソフトだから。
また、GUIテキストエディターは便利だが、GUIは多くの資源(メモリや計算性能)を必要とするので、それらが使いにくい環境(手のひらサイズの小さなマシンやネットワーク越しに接続されたマシン、どこかが故障しかけて瀕死の状態のマシン)では使えない。その点、viはCUIで動くし、とても軽いので有利。
また、viは巨大なファイルも編集できる。他の多くのテキストエディターは対象となるファイル全てをメモリに読み込まなければいけないため、巨大なファイルを扱う時にフリーズしたり停止したりすることがある。
viはそういうことがあまりない。10万行もあるテキストファイルの後半5万行を削除するなどということもviならサクッとできてしまう。

Linux力はインストール回数に比例する


Linuxには色々なディストリビューションがあり、1つのディストリビューションの中にも色々なバージョンや派生形があり、そして、色々なインストール法がある。それらを色々なソフトウェアに対して試してみると、Linuxの多様性を肌で感じられると同時に、多くのスタイルのLinuxに共通する概念や仕組みに関しても理解が深まる。